「この子達大丈夫!」と思えたこと
2025.4.14アトリエでは毎回その日に作った作品の写真を撮ります。
アルバムにまとめ、いっぱいになると本人に渡します。
今回アトリエを卒業した子供達の何人かは、アルバムにする前からアトリエに通っていたので、
写真を遡ってアルバムにして渡しました。

写真をまとめながら、
こんなに小さかったんだ!
これこれ!好きだったなぁ〜
すごいもの作ってたんだ・・・などなど
懐かしい思いと同時にクオリティの高さを改めて感じました。
そして、「この子達大丈夫だな」と思いました。

どの作品も子供達自ら素材を選び、何を作るか、どう表現するかを決めて作っています。
1回だけの創作だったり、2,3ヶ月かけて作ったり、同じテーマで半年ぐらい作ったり。
創作のペースもさまざま。
どの作品も一人一人のその時の気持ちが溢れ、自分の気持ちに向き合って作っているのが伝わってきます。

子ども達は意識して創作はしていませんが、
楽しい時、やる気に溢れている時、イライラしている時、さみしい時など
その時々の見えない思いを作品としてカタチにし、少し離れて自分に向き合うことをしています。

見えない思いをカタチにする。
客観的に自分を見る。
他者の思いを見る、ふれる。
これらのアトリエでの体験は、これから彼らの考える力となって、さまざまな場で支えてくれます。
気持ちの思いを表した力強い作品の数々を見て、「アトリエを離れてもこの子達大丈夫」という思いと、
子供達から「大丈夫だからね!」というメッセージをもらいました。
成長していく時の体験の1つにアトリエTuttiでの時間を共有できたことは私も幸せです。